2018-01-01から1年間の記事一覧

南海電車の鉄橋に行ってみた

けさ早く起きて空を見上げると、よさそうな雲がかかっていた。 さすがに大和川を渡るチン電は食傷気味なので、かねてから気になっていた南海電車の鉄橋に行ってみた。 場所は忠岡駅の少し北、泉大津駅の少し南で、大津川にかかる鉄橋だ。 この川は整備された…

野菜を引き取りに「愛菜ランド」へ

私がいま勤務している印刷会社の社長が、何を思ったのか、去年から地元の岸和田市で農業を本格的に始めた。 畑で野菜を作り、主に近くの道の駅「愛菜ランド」へ出荷している。 JAいずみのが運営する大規模な農産物直売所だ。 ここでは農家の人が朝、野菜を持…

少ないチャンスはグッドチャンス

昨夜、久しぶりに飲み過ぎて、きょうは体調がよくない。 幸い仕事が一段落して、1時間ほど早く帰れることになった。 真っすぐ家に帰ろうと思いながら空を見上げると、一面に雲が広がっているものの、所々に切れ間があった。 「こんな空だとチャンスは少ない…

「上海」でつながった還暦のオヤジと若い美女

今回はいつもの高尚な?ブログをしばし離れよう。 昨夜、大阪の天神橋筋七丁目にある居酒屋で、上海で知り合った同い年の友人と一杯やった 実は、私は昨年まで中国で10年余り暮らしていた。 大半は上海での生活だった。 飲んでいるとき、隣の席(友人の後ろ…

「雨の日以外不要」、傘の微妙な立ち位置

私は傘を持つことが嫌いだ。 天気予報で「傘を持ってお出かけになったほうが…」と言っていても、家を出るときに降っていなければ傘を持たない。 大阪のような都会では、雨が降ってもなんとか移動はできるものだ。 私のようなずぼらな男だけでなく、几帳面な…

中崎町の光と影

「光と影」などと意味深なタイトルをつけたが、深刻な社会問題を論じようなどという大それたことを考えているわけではない。 単に光が差し、それによって影ができているというささやかな風景を見つけただけだ。 場所は私の勤務地である中崎町。 どこにでもあ…

線路脇も実りの秋

私は毎日、南海電鉄の電車を利用して通勤している。 沿線は大半が住宅地で、所々に商業地がある。 そんな都会的な風景の中にも、ごくわずかだが田んぼがある。 私のような俗物は、電車の中から田んぼを見ると、「ここを宅地として売ったらいくらになるんだろ…

待ちきれなくて朝の大和川でチン電撮影

先日、夕方の大和川でのチン電撮影はこれからしばらくは難しくなると言ったが、それと入れ替わるように朝の太陽がいい方角から昇ってくるようになる。 最近はネットの発達で、日の出の位置もだいたい読める。 大和川の朝は11月中旬からかなと思っていた。 し…

チン電を撮って感じる秋の深まり

きょうは隔週の土曜出勤の日。 仕事帰りに阪堺電車の今池駅へ行き、チン電を撮影する。 この駅には早朝に行くことが多いが、光の加減で午後のほうが撮りやすい。 そのはずだった。 ところが、午後3時半すぎに行ってみると、駅の北側の線路はすでに日陰になっ…

吾輩は岸和田の主である

吾輩は岸和田の主である。 猫としての名前はまだない。 野良猫だからである。 吾輩はほぼ毎日、朝夕を中心に南海電鉄の岸和田駅や東口にあるコンビニに行く。 悠然と駅前を闊歩するところから、一部の人が吾輩を「岸和田の主」と呼ぶようになった。 吾輩はい…

空き缶・空き瓶の放置はいけないけれど…

空き缶や空き瓶を放置してはいけない。 当然のことだ。 しかし、中崎町の街を朝歩いていると、そんないけないことをした人の痕跡がそこかしこに見られる。 多分、前夜酔っ払って置いていったのだろう。 そんな空き缶や空き瓶がこの街ではなぜか収まりがいい…

得体が知れない

中崎町は古い街で、一戸建てが多い。 それぞれの家や店に独特のやり方があるからか、街を歩いていると「これはいったい何だ。得体が知れないぞ」と思うものに出くわすことがある。 多分、それなりの理由があるんだろうが、それを想像するのがけっこう楽しい…

ふと感じる街の味わい

私の勤務地である大阪市北区の中崎町は、特に大きな特徴のない普通の街だ。 おしゃれな店が続々とオープンして話題のスポットになったとはいっても、普通の街という素顔は変わらない。 私は普段、この街をせかせかと歩いている。 この街で仕事をしているのだ…

ラッキーな「162」との遭遇と頼もしい少年

きょうは仕事帰りに、阪堺電車の「恵美須町駅」に寄った。 この駅は阪堺電車の起点・終点の1つだが、きょうは意外な出来事があった。 駅で写真を撮っていると、サリーマン風の男性が何人も集まってきた。 通常の電車に乗る様子もないので、もしやと思い待っ…

浜寺公園のポイントも賞味期限切れ間近

きょうも朝からチン電の撮影に行ってきた。 場所はいつもの浜寺公園脇。 ここも大和川と同じで、いい写真を撮るための賞味期限がある。 日の出の方角が南に寄ると、住宅に太陽がかかるようになり、電車がその影に入ってしまう。 その時期はよくわからないが…

きょうも大和川でチン電撮影

10月も下旬となり、冬の足音がちょっとだけ聞こえる季節になった。 きょうも大和川に行き、チン電を撮影。 夕日をバックにしたチン電の撮影ポイントは2つある。 1つは大和川の北岸、大阪市側だ。 もう1つは南岸、堺市側だ。 季節によって太陽が沈む位置が変…

チン電の線路の近くで見かけた花

チン電は大阪市と堺市の市街地を走る。 周辺は主に住宅街なのだが、線路の周辺でさまざまな花を見ることができる。 南海電鉄の住吉大社駅から阪堺電車の神之木駅まで歩いたときに見かけた花。 私は花に詳しくないので名前はよくわからない。

夜のチン電を流し撮り

昨夜、チン電を流し撮りした。 流し撮りというのは、動いている被写体に合わせてカメラを動かし、動いているものを止め、止まっているものが流れるようにするという撮影方法だ。 夜は背景が明るくないとつまらない写真になってしまう。 阪堺電車は大阪市と堺…

「だんじり」は岸和田の魂

きのう岸和田漁港で年配の漁師のおっちゃんと話をした。 漁のことを少し聞いたあと、私が「このあたりからも、だんじりが出るんですか」と聞くと、おっちゃんはとうとうと語ってくれた。 「そら出すで。3台も4台もな。わしは年を取ったんでもう曳けんけど、…

大阪で指折りの漁港に行ってみた

最近、私の家の近くで気になっている場所がある。 それは「岸和田漁港」だ。 「大阪にも漁港はあるはずだ」と思って調べたところ、岸和田漁港が大阪で1、2の水揚げ量を誇っていることがわかった。 きょうは仕事の都合で午後出勤になったので、これ幸いにと漁…

よ~く見ると、駅っておもしろい

きのうの朝、阪堺電車の神之木駅へ行った。 天気が思わしくなく、チン電の写真の成果はいまひとつだったが、その分だけ時間にゆとりが持てた。 せっかくだからと駅をよ~く見ると、おもしろいものがいくつか見つかった。 考えてみると駅は毎日利用する人にと…

神之木駅へ再び

おととい行った阪堺電車の神之木駅へ、けさ再び行った。 夕方は何度も行ったことがあるが、早朝に行くのは初めてだ。 空を見上げても、天気予報を見てもあまり大きな期待はできなかった。 それでも「多少天気が悪いときこそいい写真が撮れるものだ」と思って…

35年ぶりに訪ねた紅葉の谷川岳

先日、ネットで「谷川岳で紅葉が見頃」というニュースを見た。 私も昨年、紅葉の谷川岳を訪ねた。 学生時代から数えて35年ぶり、昔を思い出しながらの山歩きだった。 きょうは「in大阪」を逸脱して、そのことを振り返りたい。 私は東京で大学生活を送り、山…

東西に走るチン電

きょうは、私にとってチン電撮影に欠かせないスポットとなっている「神ノ木駅」へ行ってきた。 阪堺電車は南海電鉄と並行するように、路線がほぼ南北に延びている。 その中で神之木駅周辺は、線路が東西に延びる唯一の場所といっていい。 天気のいい日の夕方…

微妙にずれた天気予報

私がいま勤めている会社は、隔週で土曜出勤となっている。 ということで、きょうも仕事。 土曜は午後3時までの勤務なので、仕事終わりでチン電の撮影に行こうと思っていた。 ところが、早起きしてスマホで天気予報を見ると、午後はずっと曇りのマークが並ん…

特急ラピート、出発進行!

特急列車はいいものだなと思う。 JRにしても私鉄にしても、たいていは「特別急行」の名の通り、特別な列車で運行している。 通常とは違う列車に乗ると、通常とは違う体験ができるんじゃないかとワクワクしてくる。 私は毎日、南海電鉄の本線を使って通勤して…

吾輩も猫である

中崎町の通りを歩いていると、たまに猫に出くわすことがある。 といっても本物の猫ではなく、置物だ。 店の前は招き猫、一般の住宅の前は奇っ怪な猫が多い。 大きいものでも高さ50センチほどだが、街の片隅でけっこうな存在感を放っている。 猫といえば、数…

立ちション禁止!

立ちション禁止のおまじないは何だかご存知だろうか。 そう、「鳥居」だ。 小さな赤い鳥居を描いたり取り付けたりすることによって、不心得者に「神さまの前で小便なんて」と考えさせて立ちションを防ぐという仕掛けらしい。 昔、そんな話を聞いたことがある…

トタンは街角の芸術家だ

3連休が明けて通常の仕事が再開した。 私は大阪市北区の中崎町にある印刷会社に勤務している。 初めて中崎町を訪れたときは「大阪の中心部である梅田から歩ける距離なのに、なんて地味な街なんだ」と思った。 ところが、毎日通ううちに、最近ここにこだわり…

なぎ倒された松の大木、浜寺公園に残る台風の爪痕

けさ、チン電を撮影中にふと浜寺公園に目がいった。 松の大木が何十本もなぎ倒され、無残な姿をさらしていた。 先月初旬に近畿地方を直撃し甚大な被害をもたらした台風21号の爪痕だ。 松の木は一様に南から北に向かって横たわっており、 猛烈な南風が吹いた…