はかない炎の命

けさ、松乃木大明神で見たろうそくの炎

けさ、スーパー玉出へ行ったあと、松乃木大明神に寄った。

猫の姿はなく、「連休の最終日だというのに、遊び相手ないしかよ」と思いながら境内を見回したら、近松門左衛門の石碑の前に置かれた燭台で、3本のろうそくの炎が揺らめいていた。

ろうそくはどれも短くなっていて、炎が燃え尽きようとしていた。

ちょっと物悲しくなってろうそくを撮ろうとしたら、1本の炎がなくなった。

残りの2本もすぐに消えてしまった。

「はかない炎の命だな。人の命も同じなんだろうな」と妙にしんみりとしてしまい、そんな思いを込めてモノクロで撮影した。

炎が燃え尽きる寸前に大きくなり、最後の輝きを放った

炎がほんのわずかになり、やがて消えていった

炎がなくなった燭台。ろうそくのかけらが残っていて、炎の奮闘がしのばれた