「だんじり」は岸和田の魂

きのう岸和田漁港で年配の漁師のおっちゃんと話をした。
漁のことを少し聞いたあと、私が「このあたりからも、だんじりが出るんですか」と聞くと、おっちゃんはとうとうと語ってくれた。
「そら出すで。3台も4台もな。わしは年を取ったんでもう曳けんけど、若いころは、そりゃ派手にやったもんや。岸和田ではな、子どものころからだんじりを曳く。曳かんやつは仲間はずれや。昔は年に1人くらいは死んだもんや。だんじりは人が死んでもやる。今は死なんけどな。けがくらいは何でもないで。ほんでな、昔は警察とけんかして何人もブタ箱にぶち込まれたもんや。けんかしとうてしゃあないんやからな。けど、今は大きなけんかなんかせえへんで。ちっちゃいのはやるけどな」
いや、恐れ入りました。
だんじりは岸和田の魂なんだと改めて思った。
 
今年の「だんじり」(916日)
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