2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

阪神野田駅前の藤の花

先日、南海電鉄の浜寺公園駅北で藤とチン電の絡みを撮った。 正直言って、そのときの藤の花は申し訳程度だった。 藤の花といえば、カーテンのように垂れ下がっているというイメージだ。 そんな花を撮りたくなって調べたところ、阪神電鉄の野田駅周辺に藤の名…

中国写真館その10 私が見た「長江」

長江(中国では一般にこう呼ばれ、揚子江とは呼ばれない)は中国一の大河だ。 中国の西部・青海省のチベット高原に源を発して、四川盆地や華中平原を潤しながら東に向かい、上海の北東部で東シナ海に注ぐ。 全長は6300キロ、アジア最長で世界でもナイル川、…

チン電と藤の花

南海電鉄の浜寺公園駅北の桜並木は、すでに花の季節を終えた。 その並木の中に小さな藤棚がある。 盛大な桜の花から主役の座を譲り受け、藤は薄い紫の房状にしな垂れた花をつけ、見頃を迎えている。 藤棚の向こうには阪堺電車の線路があり、チン電との絡みが…

久しぶりの「登山」、でも標高26メートル

きょう、仕事帰りに久しぶりの「登山」をしてきた。 といっても、目指す山は「茶臼山」で、その標高は26メートルしかない。 いってみれば、軽い散歩のようなものだ。 茶臼山は徳川と豊臣の最終決戦となった大坂の陣ゆかりの地だ。 1614年の大坂冬の陣では徳…

やよい軒のおかわり有料化を考える

先日、ネットで「やよい軒がご飯のおかわりを有料化」のニュースを見た。 実は私が通勤で毎日のように利用する天下茶屋駅の改札の脇にやよい軒がある。 人気の店で、夕方通りかかるとたいてい混んでいるが、きょうは空いていたので寄ってみた。 まず店の外の…

「モンブラン」で感じた時の流れ

きょう、仕事終わりで天神橋筋商店街へ行き、ティールーム「モンブラン」に寄った。 昔ながらのショーウインドーにフルーツパフェやハンバーグカレーなどのメニューがずらりと並び、空腹も手伝って素通りできなかった。 店にいたのはほんの15分ほどだったが…

困ったときの扇町公園

きょうの昼休みに、会社からそう遠くない扇町公園へ行った。 これを撮りたいというものはなかったが、この公園に行けば、きっと絵になる花があるだろうと思った。 「困ったときの扇町公園」といったところだ。 花の季節が終わったソメイヨシノの並木の下では…

中国写真館その9 老街で頭を洗う

私は上海で暮らしてころ、「老街(古い街並み)の撮影は自分のライフワークだ」と思っていた。 それはなぜだろうと考えたことがある。 私が生まれた昭和30年代の日本にどこか似ているから、高層ビルが次々に建設される上海で取り残されたようなエリアだから…

私のお気に入りの「カーブ」

阪堺電車の線路は南海本線とほぼ並行する形で南北に延びている。 大半は真っすぐで、カーブは少ない。 しかし、その数少ないカーブは、いい撮影ポイントになる。 私のお気入りのカーブは、阪堺電車が南海本線をまたぐ橋のすぐ北にある。 ここは橋の前後が高…

公園の主役となった八重桜が満開

けさ、私が勤めている中崎町の会社に近い済美公園へ行った。 この公園では少し前に桜の選手交代があり、主役の座がソメイヨシノから八重桜へと移った。 その八重桜が満開となっている。 八重桜はソメイヨシノと比べると開花の期間が長いので、この先もしばら…

淀川でひと工夫したが…

先日、淀川で阪急電車の鉄橋を渡る電車を撮ろうとして、うまくいかなかった。 その反省を生かそうと、きのう仕事が終わってから再び出かけた。 阪急電車は型式の変化が乏しいため、少し下流にあるJRの鉄橋に行ってみた。 前回は逆光でシルエットを狙ったのが…

桜の花が散り、近づく夏

きょうの昼休みに、中崎町の商店街の脇にある黒崎町公園へ行った。 桜の花が散っていることはわかっていたが、どんな具合か気になった。 案の定、桜は花を落とし、優美な姿はそこになかった。 桜の花のはかなさと季節の移ろいを感じた。 そういえば、きのう…

思惑と違った淀川詣で

きのうの仕事帰りに淀川に行った。 日の入りの方角が北に寄ってきて、川と太陽がいい位置関係になっているのではと思った。 どうせなら電車を撮ろうと、阪急電車の鉄橋のたもとに陣取り、チン電で鍛えたシルエットの電車を狙った。 ところが…。 まず、鉄橋が…

盛りを過ぎても桜

きのうの朝、南海電鉄の住吉大社駅に隣接する住吉公園へ桜を撮りに行った。 この公園の桜は、毎日のように利用する電車の中からよく見える。 特に池のほとりの桜が目立つ。 「水面に影を落としてきれいだろうな。撮りに行きたいな」と思いながらも、岸和田や…

中国写真館その8 中国の経済発展を象徴する摩天楼

上海一の観光地である外灘は、上海の母なる川と呼ばれる黄浦江沿いにある。 その黄浦江の遊歩道から東の方を見ると、川の向こうに浦東新区の摩天楼が見える。 ここは上海というより中国の経済発展を象徴するエリアで、世界で2番目に高いビルである上海中心や…

プロ意識が買わせた「みかんジャム」

中崎町の会社での野菜販売は、開始から約2カ月が経過し、ほぼ順調に推移している。 販売は水曜と土曜の午前11時から午後3時で、私の受け持ちは土曜だ。 当初は「八百屋さんごっこ」のつもりで気楽にやっていたが、そうもいかないときがある。 お客さんは販売…

畑への道できらめく春

私が勤めている会社の社長がやっている畑は、岸和田市の丘陵地帯にある。 そこまでは私の家から6キロほどの道を行かなければならない。 道は行くに従って、沿線が徐々に農村らしい風景になっていく。 この季節は道沿いで春がきらめいている。 道を行くと突然…

ソメイヨシノを撮りに扇町公園へ

このところ桜ばかり撮り続けている。 こうなったら徹底的にと、きょうも昼と夕方の2回、会社からそう遠くない扇町公園へ行った。 先日、陽光桜を撮った公園だが、きょうのお目当ては、この季節の看板役者であるソメイヨシノだ。 昼休みに行ったとき日差しが…

公園で桜が選手交代

けさ、私が勤めている中崎町の会社に近い済美公園に行った。 最近ちょくちょく行って桜の写真を撮っている公園だ。 私はこの公園にソメイヨシノが3本あると思っていた。 1本は確実にソメイヨシノで少し前に満開を迎えた。 ところが残りの2本はなかなか咲かず…

桜と南海電車

きのうの朝、南海電鉄の石津川駅の少し南にある石津川河川公園へ桜を撮りに行った。 この公園は毎日のように利用する南海電車の中からよく見える。 「小さな公園だけど、桜が満開になってきたな。電車との絡みが撮れるな」と思っていた。 きのうは浜寺公園駅…

空飛ぶチン電

私にはこの季節にどうしても撮りたい桜がある。 それは南海電鉄の浜寺公園駅のすぐ北にある桜並木だ。 ここに初めて行ったのは去年の3月下旬だった。 駅の東口から少し歩くと桜並木が見えてくる。 そのときちょうどチン電が通りかかった。 「あっ、チン電が…

中国写真館その7 上海の歴史を象徴する「外灘」

「上海の母なる川」と称される黄浦江沿いに「外灘(バンド)」がある。 上海といえばこの風景という歴史的建造物が並び、上海随一の観光地となっている。 ここは1842年に中国とイギリスの間で南京条約が結ばれ、上海が開港されてからイギリス租界となったエ…

知る人ぞ知る「泉光寺」の桜が満開

関西でも「桜が満開」という便りが各地から届くようになった。 この時期はやはり桜を追いかけたいという気持ちになる。 きょうは午後から岸和田市の「泉光寺」へ行った。 この寺は江戸時代に岸和田藩の初代藩主となった岡部宣勝ゆかりの寺で、知る人ぞ知る桜…

なんでこんな所に桜が?

きのうの夕方、地下鉄谷町線の天神橋筋六丁目駅の近くで用があり、都島通を急ぎ足で歩いていた。 すると不意に1本の桜が目に入った。 真っ直ぐな通り沿いにぽつんと1本だけ立ち、ほぼ満開になっていた。 「なんでこんな所に桜があるんだ。誰が植えたんだ」と…

今池駅は菜の花が真っ盛り

おとといの夜、翌日の天気予報を見たところ、午前中は曇りと出ていた。 「それなら、あしたの朝はゆっくりできるな」と思いながら寝た。 ところが、きのうの朝起きて外を見たら晴れていた。 「どんぴしゃのタイミングの桜が思い浮かばない。出遅れで時間も少…

小さな公園の桜とちょっとした出会い

私が勤めている会社の近くに小さな公園が2つある。 1つは先日、胴吹き桜を撮った「済美公園」で、もう1つは商店街の脇にある「黒崎町公園」だ。 けさ少し早く家を出て、黒崎町公園に向かった。 お目当てはこの公園の桜(ソメイヨシノ)だった。 数日前に行っ…

堺の堀沿いは春らんまん

通勤のために毎日のように乗る南海電車の中から見る風景も、すっかり春らしくなった。 ここ数日、堺駅の少し北を通るたびに、桜らしき花が堀沿いに並んでいるのを見ていた。 「駅からも近そうだし、撮るしかないでしょう」と、けさ出勤前に行ってみた。 堀沿…

近くの寺で桜が見頃

私が勤めている中崎町の会社の近くに「浄方寺」という寺がある。 規模は小さいながらも、いかにも日本の寺という門構えで、落ち着いたたたずまいを見せている。 この寺に立派な桜(ソメイヨシノ)があり、見頃を迎えている。 ここ数日、「花冷え」というにふ…

中国写真館その6 上海の発展を見つめる「外白渡橋」

私は中国の商都・上海で10年余り暮らした。 同じ場所に長く住むと、刺激的な都市である上海といえどもマンネリ感が出てくる。 そんなとき、私はよく「外白渡橋」を見に行った。 外白渡橋は上海の中心部を東西に貫いて流れる蘇州河の河口に架かっている。 河…