ツツジを背景にして

東大阪市役所北の公園で眠る又三郎

おとといの午後、郵便物を投函しようと出かけたとき、東大阪市役所の北にある公園を通った。

歩道の脇を見たら、又三郎がコンクリートの椅子の上で眠っていた。

そこはツツジの植え込みの前で、白や赤の花が又三郎の背景になっていた。

「いい場所にいてくれるじゃないか」と思い、持っていたスマホで撮影した。

よく見ると、又三郎の頭にツツジの花の一部と思われるものがついていた。地味な髪飾りのように見えた

 

シジミチョウの季節到来

けさ、地下鉄の長田駅に近い公園で見たシジミチョウ

けさ、普段より30分ほど早く家を出た。

空には薄い雲が広がっていたが、日差しがあり、「この柔らかい光ならチョウだな。そろそろシジミチョウが舞うころだ」と思った。

 

で、向かったのが地下鉄の長田駅に近い公園だった。

園内にはタンポポシロツメクサといったシジミチョウが止まりそうな花が咲いていた。

目を凝らして探すと、数羽が舞っているのが目に入った。

シジミチョウの季節到来だな」と思い、小さなチョウを追いかけた。

冒頭のチョウは何かなと羽の裏の方から狙った。このチョウは「ツバメシジミ」だった

地面に近い場所で羽を広げていたチョウ。これは「ヤマトシジミ」であることがすぐにわかった

地面に落ちた葉の上に止まったヤマトシジミ

 

不思議な花の群れ

きのうの朝、大阪城公園の草むらに分け入った。花が青いホタルのように点々と見えていた

きのうの朝、普段より1時間ほど早く家を出て、大阪城公園へ行った。

桜の季節が終わり、次はどんな花が咲くのかなと思っていた。

 

歩道を歩き、ふと脇の草むらに目をやると、青い花が群れになっていた。

一度撮ったことのある花だが、その姿に引かれて草むらに分け入った。

すると木々の間から朝日が差し、青い花がホタルのように見えた。

不思議な花の群れだなと思い、腰を据えて撮影した。

光が当たっている花を見ると、その色は薄紫だった

花は朝露をまとい、汗をかいているように見えた

小さなクモが花のそばで動き回っていた

小さなクモが張った巣が朝日を浴びて輝いていた

 

朝も夕も雲のおかげ

けさの通天閣

きょうの夕方の通天閣

けさ早く起きて通天閣を見た。

寝る前に見た天気予報は晴れと出ていたので、きれいな空を背景にした通天閣が見られると思っていた。

実際の空は晴れとはいい難く、厚い雲が広がっていた。

しかし、それが思っていた空以上に印象的で、急いでベランダに出た。

 

そして、夕方。

いつものようにスーパー玉出で買い物をして帰り道を歩き、ふと西の空を見たら、筋状の雲が赤く染まっていた。

予想していなかった空で、急いで家に帰り、ベランダから通天閣と赤い雲の絡みを撮影した。

きょうは朝も夕も雲のおかげで思わぬ光景を目にすることができた。

朝は厚い雲が広がっていた

夕方は筋状の雲が広がっていた

 

朝日は差さなくても

きのうの朝、西成の木造アパートの玄関にいた猫

きのうは所用があって、休みを取った。

目的が写真撮影ではない休みで、朝は時間に余裕があった。

 

ということで、スーパー玉出へ行くついでに、商店街の脇に立つ木造アパートに寄った。

玄関の扉が開いていて、中をのぞくと姉妹の猫のうちの一匹がいた。

きのうの朝はどんよりとした曇り空が広がり、猫を照らす光はなかった。

薄暗い玄関で、猫は「朝日は差さなくても、ここは私のお気に入りの場所だから」と言っているかのように、悠然と構えていた。

猫はしばらく私を警戒していたが、やがてうとうとし始めた。奥の方を見たらもう一匹の猫がいた

 

時の流れはいかんとも…

桜を撮りに行った際に見た「らーめん司」

ずいぶん前の話だ。

今月初め、仕事帰りに桜を撮りに荒本西公園へ行った。

その際、何度か行ったことがある「らーめん司」の前を通って驚いた。、

 

らーめん司は3月30日をもって閉店していた。

店はシャッターが下り、看板が空しく立っていた。

この店は70歳を確実に超えていると思われる男性と女性の2人が切り盛りしていた。

たぶん夫婦だろう。

女性の方は腰が曲がり、無理して仕事をしなくてもと思うような姿だった。

閉店を告げる張り紙には、29年営業していたことが書かれていた。

老夫婦が経営するラーメン店が閉店する。

それはある意味当然で、時の流れはいかんともし難い。

閉店すると知っていたら、もう1杯ラーメンを食べたのに。

そう思いながら店を後にした。

閉店を告げる張り紙。手書きで丁重な文章がつづられている

店の前には、看板が営業していたころと変わらない様子で立っていた。この看板を見て、寂しさが増した

 

惜しい、悔しい

きのうの昼前、勤務先のマンションに飛来したアゲハチョウ

きのうの昼前、勤務先のマンションの屋外で作業をした。

最近、毎日のようにチョウを追いかけているハボタンの前に行った。

きのうはあまり時間がなく、「5分だけ。いやチョウの飛来を3回撮って終わろう」と思い、やって来たアゲハチョウをスマホで撮影した。

 

アゲハチョウはせわしなく動き回るので、飛び立つタイミングもなんとなくわかるようになった。

ということで、「おっ、撮れたな」と思ったのが冒頭の写真だ。

アゲハチョウも大きく撮れ、ピントもどんぴしゃといっていいが、羽の上部が切れ、チョウの姿を画面にきっちりと収めることができなかった。

この写真を見て、「惜しい、悔しい」と思い、反省の思いを込めてさらに撮影した。

しかし、納得できる写真はほとんど撮れなかった。

まあ、こつをつかみつつあることは確かなので、やっているうちにうまく撮れることもあるだろう。

まっとうな写真も中にはあった

チョウの羽ばたきは、ほかの虫と比べるとゆったりしているが、それでもシャッターのタイミングによって飛んでいる形が変わる

花の上にチョウが浮かんでいるように見えた

冒頭の写真の失敗をふまえて、花の上を広くして撮った。チョウが変な形になったが、なんとか画面には収まった