きのうは仕事に少し手間取り、帰りが普段より30分ほど遅くなった。
それが意外な結果をもたらした。
地下鉄の長田駅に向かう途中、高速道路の立体交差に差し掛かったとき、高架の脇に夕日が見えた。
その空間はカーブした道路と傍らのビルに挟まれていた。
その光景を見て、「曲がった空に夕日が沈むといったところだな」と思った。
きのうは仕事に少し手間取り、帰りが普段より30分ほど遅くなった。
それが意外な結果をもたらした。
地下鉄の長田駅に向かう途中、高速道路の立体交差に差し掛かったとき、高架の脇に夕日が見えた。
その空間はカーブした道路と傍らのビルに挟まれていた。
その光景を見て、「曲がった空に夕日が沈むといったところだな」と思った。
けさ、出勤の途中で職場に近いJAの畑に寄り、桃の開花状況を確認した。
ピンクの花がちらほらと咲いていた。
きょうは風が強く、この時期としては寒さも厳しく、冬に逆戻りしたような一日だった。
そんな陽気の下でも、桃の花は春本番を告げていた。
朝は時間がなかったので、昼休みに行って撮影した。
きょうは久しぶりに予定のない日曜日で、早朝から出かけようと考えていた。
しかし、きのうの夜に見た天気予報が芳しくなく、近場でお茶を濁すことにした。
向かったのは、あべのハルカスを望むいつもの高速道路の高架下だった。
天気予報が芳しくないとはいっても、晴れと曇りのマークが混在していて、意外にいい空が見られるかもしれないと思っていた。
しかし…。
東の空はどんよりとした雲に覆われ、あろうことか雨まで降ってきた。
すぐに引き揚げるわけにもいかず、帽子をカメラの被せて雨をしのいだ。
そうこうするうちに、あべのハルカスの上空に雲の薄い部分が帯状に伸び、それが徐々に下がってきた。
残念ながらその部分も赤く染まることはなかったが、「空が見せたほほ笑みだな」と思いながら雲の流れを追った。
その一
きょうは朝からずっと好天に恵まれ、暖かい一日となった。
そんな陽気の下で、「春本番だ。寒い冬を終えて、見慣れた光景が戻ってきたな」と朝と夜の2度思った。
まずは西成の商店街の脇に立つ木造アパートでのこと。
扉が開いた玄関で、猫の姉妹が日なたぼっこをしていた。
その二
続いては、松乃木大明神。
仕事帰りに行って、境内を見回したところ、猫の姿はなかった。
近くで猫が鳴く声が聞こえたので、しばらく待っていると、顔なじみの猫が次々にやって来た。
そのしんがりを務める形でにいやんが現れ、薬師如来の祠に飛び乗った。
寒さが厳しい時期は、この神社で猫を探すのに苦労したが、暖かい春はありがたいなと思った。