諦めたわけじゃ

四天王寺の石碑の脇にいた猫

きのうの夕方、四天王寺へ行き猫を探した。

境内を歩き回っても姿が見えず、狙いを夕暮れの五重塔に変更した。

しかし、猫を諦めたわけじゃなかった。

 

五重塔を撮り終えてから、再び境内を歩いた。

「花塚」と書かれた石碑の脇にいる黒白の猫を見つけた。

その猫は厳しい表情で私をにらみながらも逃げ出さず、「まあ撮りたいんなら撮れよ」と言われているような気がした。

「それじゃ、お言葉に甘えて」とじっくり撮らせてもらった。

石碑の後ろに隠れた猫

猫がいた「花塚」。花も生き物なのだから、人によって切り取られた花も供養されてしかるべきだ。しかし、花を供養するために切り花を捧げるのはどうなんだと思ってしまう



夕暮れの五重塔に狙いを変えて

夕日に照らされる四天王寺五重塔

きのうの仕事帰りに「一飄亭」へ行く前に、四天王寺の境内を歩いた。
お目当ては猫で、先日のように寺らしい場所にいてくれるといいんだがと思っていた。
しかし、境内を歩き回っても猫の姿を見ることはできなかった。


そうこうするうちに日が傾き、四天王寺の象徴である五重塔も赤い夕日に照らされた。

「こりゃなかなかの光景だ。とりあえず猫は置いておいて、五重塔に狙いを変えよう」と境内に三脚を立てた。

五重塔(右)と金堂(左)。古刹らしい静けさが漂っていた

 

宿題をやりに四天王寺へ

四天王寺のすぐ近くにある「一飄亭」

先週からひきずっている疲れがなかなか抜けない。
明らかに体力の衰えで、それはそれで仕方がない。
で、きょうの仕事帰りに「ここは思い切って飲むのも一つの方策だ」と、勝手な理屈をつけて、軽く飲みに行くことにした。

 

どこに行こうかと考えたとき、「そうだ。やらなくちゃいけない宿題が四天王寺にあるじゃないか」と思った。
その宿題は、四天王寺のすぐ近くのそばと酒の店「一飄亭」にあった。
前回行ったときに酒は味わったが、そばは持ち越しとなっていた。
その宿題をやりに四天王寺へ向かった。

そばがお目当てだとはいっても、飲まないわけにはいかない。前回飲んだ「上神谷(にわだに)」という日本酒を頼んだが、ラインアップが変わっていて飲めなかった。特にこだわりはないので、店の主人おすすめの「Ice Breaker」(税込み500円)という横文字の名前の日本酒にした。上神谷のとげとげしさを求めて来たのだが、この酒はマイルドで飲みやすかった

酒もそこそこにそばに移行した。お得なセットである「かけそば+麦ごはん」(税込み550円)を頼んだ

無料で提供される「高菜」をそばにトッピングした。日本ではあまり見ない取り合わせだが、中国では高菜に似たからし菜の漬物を「雪菜」と呼び、麵料理のトッピングの定番となっている。この取り合わせはうまいのだが、塩分が半端じゃないので要注意だ

「麦ごはん」。普通のごはんとさほど変わらなかった。麦とはいいながら米とのブレンドなので、こういうこともあるんだろう

 

祠の主になった「にいやん」

松乃木大明神の薬師如来の祠で眠る猫

きのうの夕方、西成まで帰ってから、いつものように松乃木大明神へ行った。
薬師如来の祠に兄弟の猫のうちの1匹がいた。
兄弟の猫という言い方は紛らわしいので、この猫を「にいやん」と呼ぶことにした。
どちらが兄でどちらが弟かわからないが、普段の落ち着いた態度から、こちらが兄だろうと思った。
もう1匹はやんちゃなので、「やんちゃん」と命名した。

 

にいやんは薬師如来の祠の主(ぬし)になったかのようで、恐れるものなど何もないといった態度で、のうのうと眠っていた。
松乃木大明神は猫を祭る神社なので、猫がそこでわが物顔で振る舞っていても何の不思議もないのかもしれないが。

私がすぐそばまで行っても動じることはない。体の向きを変えて眠り続けた

 

梅雨の前ぶれ

雨に濡れたガクアジサイ

きょうの午後4時半ごろ、勤務先のマンションの敷地を歩いていたら、急に雨が降り出した。

それもしっかりした降り方で。

慌てて室内に逃げ込んだ。

 

帰り道の雨も覚悟したが、雨はものの数分で上がった。

「こりゃ梅雨の前ぶれだな。天の神様が『雨をちょっとだけ降らせた。帰りに雨に濡れた何かを撮っていけよ』と言っているんだな」と思い、近くのマンションのアジサイを見に行った。

緑の葉に囲まれたガクアジサイの花。雨を待っているように見えた

近くのマンションのガクアジサイ。花の数はそれほど多くない

 

三色だんごで疲れを癒やす

きのうスーパー玉出で買った「三色だんご」

このところの家での作業で、きのうはかなりの疲れを感じていた。
「一杯やって疲れを吹き飛ばすか」と思いながら、いつものスーパー玉出へ行った。

 

店に入ったとき、一人のおじさんが買い物かごから和菓子を取り出し、レジ袋に入れようとしていた。

それを見て、「和菓子か。それも悪くないな」と思った。

そして、和菓子のコーナーへ行き、「三色だんご」を買った。

このだんごの優しい甘さが疲れを癒やしてくれた。

スーパー玉出で買った「三色だんご」(税抜き108円)。3本入りで1本36円、かなりの安さだろう

だんごは上品な甘さで、「和のテーストはさすがだ」と思った

 

黒龍大神に宿る猫

家の近くにある黒龍大神の祠の梁に上がった猫

きのうの夕方、新世界から西成に戻り、家の近くで猫を探した。
作業に追われてはいても、猫と戯れる時間くらいは問題ないだろうと思った。


上町断層の坂に立つ「黒龍大神」へ行ってみた。
ここにはいい感じの祠があり、猫がいるといい絵になるんだがと近くを通るたびに行っている。
しかし、ほぼ全滅の状態だ。

 

きのうは祠の梁の上に一匹の猫がいた。
猫は私を見ると驚いて目を丸くしたが、私も猫を見て驚いた。
猫は祠での収まりが妙によく、黒龍大神に宿る猫に見えた。

私を見て姿を隠した猫を探して追いかけると、猫は坂の下にある家の近くまで行ってくつろいだ。祠ではぴりぴりしていた猫が、家の近くでは私にすり寄ってきた。宿っていたのは祠ではなく、面倒を見てもらっている家だった