おとといの午後、郵便物を投函しようと出かけたとき、東大阪市役所の北にある公園を通った。
歩道の脇を見たら、又三郎がコンクリートの椅子の上で眠っていた。
そこはツツジの植え込みの前で、白や赤の花が又三郎の背景になっていた。
「いい場所にいてくれるじゃないか」と思い、持っていたスマホで撮影した。
ずいぶん前の話だ。
今月初め、仕事帰りに桜を撮りに荒本西公園へ行った。
その際、何度か行ったことがある「らーめん司」の前を通って驚いた。、
らーめん司は3月30日をもって閉店していた。
店はシャッターが下り、看板が空しく立っていた。
この店は70歳を確実に超えていると思われる男性と女性の2人が切り盛りしていた。
たぶん夫婦だろう。
女性の方は腰が曲がり、無理して仕事をしなくてもと思うような姿だった。
閉店を告げる張り紙には、29年営業していたことが書かれていた。
老夫婦が経営するラーメン店が閉店する。
それはある意味当然で、時の流れはいかんともし難い。
閉店すると知っていたら、もう1杯ラーメンを食べたのに。
そう思いながら店を後にした。
きのうの昼前、勤務先のマンションの屋外で作業をした。
最近、毎日のようにチョウを追いかけているハボタンの前に行った。
きのうはあまり時間がなく、「5分だけ。いやチョウの飛来を3回撮って終わろう」と思い、やって来たアゲハチョウをスマホで撮影した。
アゲハチョウはせわしなく動き回るので、飛び立つタイミングもなんとなくわかるようになった。
ということで、「おっ、撮れたな」と思ったのが冒頭の写真だ。
アゲハチョウも大きく撮れ、ピントもどんぴしゃといっていいが、羽の上部が切れ、チョウの姿を画面にきっちりと収めることができなかった。
この写真を見て、「惜しい、悔しい」と思い、反省の思いを込めてさらに撮影した。
しかし、納得できる写真はほとんど撮れなかった。
まあ、こつをつかみつつあることは確かなので、やっているうちにうまく撮れることもあるだろう。