3連休が明けて通常の仕事が再開した。
初めて中崎町を訪れたときは「大阪の中心部である梅田から歩ける距離なのに、なんて地味な街なんだ」と思った。
ところが、毎日通ううちに、最近ここにこだわりのショップが続々と誕生し、外国人観光客も足を運ぶおしゃれなスポットに生まれ変わったことを知った。
といっても大半の家は昔ながらの造りで、静かな街並みであることに変わりはない。
中にはトタンを外装に使った家もある。
それをよく見ると、なんでもないような波打った薄い鉄板が、意外なほど美しい造形描いていることがある。
雨風に長年にわたってさらされ、至るところがさびてくたびれた姿が独特の雰囲気を醸し出している。
そんなトタンを見つけると、「こんなところにも街角の芸術家がいたんだな」と思う。