阪堺電車の線路は南海本線とほぼ並行する形で南北に延びている。
大半は真っすぐで、カーブは少ない。
しかし、その数少ないカーブは、いい撮影ポイントになる。
私のお気入りのカーブは、阪堺電車が南海本線をまたぐ橋のすぐ北にある。
ここは橋の前後が高くなっており、その土手でさまざまな草花を見ることもできる。
けさは天気が少々怪しかったが、始発の次の電車に乗って、そのポイントに向かった。
カーブは、少し北にある踏切の周辺からよく見える。レトロな電車である「モ161形」の「162」がやって来た
「501」もやって来た。この電車は少し前まで白を基調とするペイントだったが、広告主が交代してえんじ色に変身した
線路脇のフェンスは古いレールが利用されている。誰が忘れたのか、傘が掛かっていた
土手に小さな花がたくさん咲いていた。「502」がやって来て、黄、緑、赤、青とカラフルな取り合わせとなった
どこにでもありそうな掲示板と一方通行の標識が、なぜか寂しげに見える