盛りを過ぎても桜

きのうの朝、南海電鉄住吉大社駅に隣接する住吉公園へ桜を撮りに行った。

この公園の桜は、毎日のように利用する電車の中からよく見える。

特に池のほとりの桜が目立つ。

「水面に影を落としてきれいだろうな。撮りに行きたいな」と思いながらも、岸和田や中崎町の周辺の桜を優先し、後回しにしていた。

そのうちに電車の中からも盛りを過ぎたことがわかるようになり、早く行かなければと少々焦っていた。

 

きのうは「葉桜になっていたら、そのときのことだ」と思って、朝早くから出かけた。

行ってみると、桜は盛りを過ぎてはいたが、十分に花を楽しめる状態だった。

おとといから降った雨が上がったばかりで、空気が澄んでいたこともあり、思っていた以上の写真を撮影することができた。

「腐っても鯛」というけれど、春の花の女王である桜は「盛りを過ぎても桜」なんだなと思った。

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池のほとりの桜。満開の終盤といえる状況だ。水面は穏やかで、こんな風景だといいなと思い描いていた通りだった
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池から離れると花の散り方が早くなる。それでもまだ十分に楽しめる
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花が散って、桜の木の下はまるでピンクのじゅうたんを敷いたようだった
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小さな流れがせき止められた場所には、桜の花びらがびっしりとたまっていた
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公園の入り口にある木は、まぶしいほど鮮やかな緑の葉が芽吹いていた。桜の季節が終わると新緑の季節がやって来る