関西でも「桜が満開」という便りが各地から届くようになった。
この時期はやはり桜を追いかけたいという気持ちになる。
きょうは午後から岸和田市の「泉光寺」へ行った。
この寺は江戸時代に岸和田藩の初代藩主となった岡部宣勝ゆかりの寺で、知る人ぞ知る桜の名所となっている。
出かける前にネットで岸和田城の桜の開花状況を調べたところ、7分咲きになっていて、「泉光寺の桜もちょっと早いかな」と思っていた。
ところが、タイミングはぴったりで、まさに満開の状態だった。
寺の人は「きょうは暖かかったので、一気に開花が進みましたね」と言っていた。
創建から350年余りという長い歴史を持つ寺と桜は、日本的な美の世界を十分に感じさせてくれた。
山門と桜。日本の春だなあ
山門脇の桜を下から見上げる。迫力満点だ
境内の桜も満開で、華やかでありながらも落ち着いたたたずまいを見せている