懸案の大威徳寺で紅葉見物

きょうは午後から、岸和田市の紅葉の名所として知られる大威徳寺へ行った。

17日の日曜日に行こうとしてバス停まで行ったものの、あまりの乗客の多さにおじけづいてバスに乗れなかった懸案の場所だ。

午後のバスならハイカーはほとんどいないだろうと踏んだ。

実際、その通りでバスにはスムーズに乗れたのだが、寺のある牛滝山(うしたきさん)に近づくと車が渋滞していた。

バスは警備員の誘導によって対向車線を走り、時間のロスはほとんどなかったものの…。

車が渋滞するくらいだから、寺の観光客も驚くほど多かった。

ゆっくりと紅葉を眺めながらというわけにはいかず、人混みを避けるようにして紅葉を撮影した。

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大威徳寺の象徴となっている「多宝塔」。紅葉に囲まれるようにして立っている

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山門をくぐってすぐの場所から見た紅葉。寺に着いたのは午後1時半ごろだったが、すでに寺全体が日陰に入っていた。日が当たらなくても紅葉は美しい

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山門の脇の紅葉

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紅葉を背景にした石仏。カエデの葉がうまい具合に落ちている

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地面に緑の苔が生え、その上に落ち葉が散らばっている。いかにも日本的な光景だ

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大威徳寺は岸和田市の南東部の山あいにある。和歌山県との府県境も近い

人の多さに嫌気が差して、早々に大威徳寺を後にした。

寺の近くにはいくつかの滝があり、そこも名所なのだが、行く気になれなかった。

帰りのバスの時間まで1時間半ほどあったので、来た道を歩いて戻りながら紅葉を探すことにした。

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寺から少し下ったところにカエデの木があった。日が当たっていると紅葉の輝きが違う

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本田口のバス停の近くに勝福寺という小さな寺があり、その境内の木が染まっていた

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暗い山を背景にするとカエデの葉の赤が映える

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少し山に入ると見事な竹林が広がっていた。秋の風景ではないが、すがすがしさを感じた