東海道本線をくぐるレトロなトンネル

先週の土曜日、夕暮れの淀川を撮ったあと、いつものように中崎町の駅から地下鉄に乗ろうと東海道本線の線路脇の道を歩いていた。
すると、歴史を感じさせるレトロな「トンネル」が見えた。
線路の下をくぐるので「アンダーパス」というらしいが、見かけは間違いなくトンネルだった。
このトンネルは長さが約30メートルで、東側の約10メートルがれんが造り、西側の約20メートルがコンクリート造りになっている。
れんが造りのトンネルがなんとも味わい深く、少々疲れてはいたが、素通りできなかった。
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トンネルの東側の入り口。細い光の筋はこのトンネルの主な利用者である自転車のライトだ
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れんが造りのトンネル。コンクリート造りのトンネルとの接続部分に少し角度がついていて、トンネルが曲がっているように見える
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トンネルの壁にはれんががびっしりと積み上げられている
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トンネルの西側の入り口。このトンネルの上部は6本の軌道が並ぶ三複線になっている。西の2本の軌道はJR大阪駅を迂回しているため、「関空特急はるか」や「特急くろしお」といった一部の列車しか通らない