トンネルに大苦戦

近鉄吉野線大和上市駅から撮った「青のシンフォニー」

大阿太駅に近いトンネルを出る「青のシンフォニー」

近鉄の特急「青のシンフォニー」を撮り終えて帰った。

きょうの結果はというと、「トンネルに大苦戦」の一言に尽きる。

 

まず、大和上市駅のホームに直結しているようなトンネルからして、思ったような成果を残せなかった。

ホームを画面に入れるのが嫌で、トンネルに近づき過ぎた。

長いのが特徴である列車の雰囲気を出せなかった。

 

そして、期待していたのが、大阿太(おおあだ)駅の北にあるトンネルだった。

ここは山の中で、トンネルを出てうっそうとした森を走る列車をイメージしていた。

しかし…。

トンネルが見えるポイントがなかなか見つからず、結局、線路脇のかなり上から見下ろすしかなかった。

おまけに肝心の撮影時に電車ばかりを目で追い、画面からトンネルが消えてしまった。

「何をやっているんだ」と自分が情けなくなった。

吉野川に架かる鉄橋を渡る「青のシンフォニー」

古市駅の東の石川に架かる鉄橋を渡る「青のシンフォニー」。列車の背後に葛城山が辛うじて見えている

一方、橋は至って順調。

結局、トンネルは橋と比べると、撮影ポイントの選定がはるかに難しく、撮影の成否の確率を同じようには語れないということだろう。

「いい勉強になった」ということで、きょうの撮影を総括したい。