朝日は差さなくても

きのうの朝、西成の木造アパートの玄関にいた猫

きのうは所用があって、休みを取った。

目的が写真撮影ではない休みで、朝は時間に余裕があった。

 

ということで、スーパー玉出へ行くついでに、商店街の脇に立つ木造アパートに寄った。

玄関の扉が開いていて、中をのぞくと姉妹の猫のうちの一匹がいた。

きのうの朝はどんよりとした曇り空が広がり、猫を照らす光はなかった。

薄暗い玄関で、猫は「朝日は差さなくても、ここは私のお気に入りの場所だから」と言っているかのように、悠然と構えていた。

猫はしばらく私を警戒していたが、やがてうとうとし始めた。奥の方を見たらもう一匹の猫がいた