幻想的なだんじりの「灯入れ曳行」

きのうから「岸和田だんじり祭」の本番が始まった。

夜は恒例の「灯入れ曳行」が繰り広げられた。

 

だんじりに数多くのちょうちんがぶら下げられ、ほのかな明かりでライトアップされて、幻想的な光景を見せてくれる。

昼間の激しさとは打って変わって、だんじりは静かに曳かれる。

鐘や太鼓、笛のはやしはあるものの、やりまわしもなければ、大工方の華麗な舞いもない。

だんじりが疲れを癒やしているかのようだ。

 

きょうは「本宮」。

だんじりが神社に入る「宮入」がある。

残念ながら、私はちょっとした用があって、見物することはできないが。

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沼町のだんじりの静かな曳行。昼間の激しさとは対照的だ

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藤井町のだんじりは私の家の前を通っていく。道の両側にもちょうちんが並び、花道を作っている

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私が住む別所町のだんじりが、南海電鉄の高架下にいた。私はよそ者で、残念なことに顔なじみは1人もいないが

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別所町のだんじりで笛を吹いていたのは子どもだった。太鼓や鐘も子どもがたたいていた。聴き慣れたはやしとの違いが私の耳には感じられなかったので、子どもの姿を見てびっくりした。後継者は確実に育っている