台風19号が日本列島に深刻な影響を及ぼしている。
きょうの夕方から夜にかけて静岡県または関東地方に上陸の見通しで、さらなる被害が懸念される。
台風の進路が東寄りになったことで、近畿西部への影響は大きなものではなくなった。
それでも、岸和田ではけさから雨が降り続き、断続的に激しく降った。
午後は暴風域にかかったはずだが、風はそれほどでもなかった。
きょうとあすの2日間、岸和田の山の手で「上のだんじり」と呼ばれる祭礼が繰り広げられる。
問い合わせたところ、雨の中でもだんじりの曳行は行われたようだが、雨風が激しくなった午後は、多くの町が取りやめにしたという。
きのうの夜、岸和田天神宮を通りかかったとき、15人ほどの若者が拝殿の前に並んでかしわ手を打ち、頭を下げていた。
上のだんじりの参加者であることは間違いない。
あすは天気が回復する見込みで、だんじり見物に出掛けたい。