気がかりな「だんじり」の行方

私の家の近くにある岸和田天神宮の鳥居脇にちょうちんがずらっと並び、帰り道を明るく照らしてくれている。

このちょうちんは通行人のためにあるわけではなく、だんじりの協賛者を掲出するためのものだ。

 

岸和田のだんじりは先月14日と15日に本番を迎え、今年は終了した。

と思いきや、先月のだんじりは「下のだんじり」と呼ばれるもので、あすとあさっての2日間、「上のだんじり」と呼ばれる祭りが繰り広げられる。

上という名の通り、岸和田市の山の手で行われるもので、田んぼや畑が至るところにあり、下とは趣が多少異なる。

下のだんじりがメーンイベントであることは確かだが、上のだんじりも相当な盛り上がりを見せる。

 

ところが、あすとあさっては天気が怪しい。

台風19号が日本列島に接近していて、上陸の可能性が高い。

予想進路が東寄りになったため、近畿地方で大きな災害が発生することはなさそうだが、雨や風は避けられそうもない。

雨天決行のだんじりといえども、暴風雨の中ではできないだろう。

上のだんじりの行方が気がかりだ。

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岸和田天神宮に並んだちょうちん