2011年5月の中国西部への旅、最後の目的地となった内モンゴル自治区の阿拉善左旗は興味深い街だった。
阿拉善左旗の街の様子は
モンゴル族とチベット仏教の関わりは、13世紀のモンゴル帝国の時代に始まる。
長い歴史を持つチベット仏教の影響は、阿拉善左旗の街のそこかしこに見られる。
寺にいたおじさん。着ている服から僧侶のように見え、「こんなひょうきんな坊さんがいるのかよ」と思ったが、よく聞いてみると一般の信者だった
民家に掲げられた旗。意味はよくわからないが、家の人が「宗教に関係するものだ」と言っていた
そして、忘れてはいけないのが、阿拉善左旗が砂漠の中にあることだ。
街を少し離れると乾燥した大地がどこまでも続いている。
日本はおろか中国の東部でも見ることのできない風景で、「世界は広いな」と感じさせてくれる
阿拉善左旗は砂漠の町であることは確かだが、緑がないわけではない。ここは夏になると緑の草原に変身すると思われる
乾燥した土地でも立派に生きている植物がある。強い生命力を感じる