岸和田天神宮の「十日戎」

きょうから「十日戎(とおかえびす)」が始まった。
商売繁盛を願う祭りで、「商売繁盛でササ持ってこい」の掛け声はなじみ深い。
商人の町、商売の町として知られる大阪では特に盛んだ。
 
私の家のすぐそばにある「岸和田天神宮」でも、きょうから祭りが始まった。
きょうは前夜祭である「宵戎(よいえびす)」で、午後3時から恒例行事となっている「餅まき」が行われた。
畑関係の仕事のため、きょうは昼で通常の仕事を切り上げ、岸和田に帰った。
時間ができたので、餅まきに行ってみた。
 
また、「宵戎」というからには、夜が大事なんだろうと、畑関係の作業が終わったあとで、暗くなった岸和田天神宮に再び足を運んだ。
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岸和田天神宮の「餅まき」。神社の境内にやぐらが組まれ、大勢の人が縁起物の餅を拾おうと集まった
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福男たちがやぐらの上から餅をまく
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「こっちへ投げろ」とばかりに手を上げて待つ人も多い
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夜の岸和田天神宮。「宵戎」なのに、参拝者はそれほど多くない。それもそのはずで、調べてみると「宵」は「夜」の意味ではなく「祭りの前日」という意味だった
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縁起物の販売所には商日繁盛を願う人が次々に訪れた
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私も「なんとかいい仕事を」という願いを込めて、縁起物の熊手を買った。特に熊手にこだわったわけではなく、最も安い縁起物(2000円)だったからだ
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熊手を買ったことにより、福引が1回できる券が手に入った。福引の結果がこれ。いってみれば「はずれ」で、袋の中身は5円玉だった。これをお守りにして金を稼げば、特等の自転車より価値があると考えよう