きょうは未明から朝のうちにかけて天気が崩れ、冬の嵐となった。
あすから「十日戎」が始まる岸和田天神宮も雨に打たれているんだろうと思い、出勤前に寄ってみた。
きょうの荒天は日本の西からやって来た低気圧が、日本海で発達したことによりもたらされたものだ。
ネットて天気図を見て、懐かしさを覚えた。
私は学生時代、山岳部に所属し、毎年、冬山に登った。
主な舞台は富山県の剱岳と長野・岐阜両県にまたがる穂高連峰だった。
いずれも北アルプスだ。
登山中は毎日、午後4時のNHKラジオの気象通報を聴いて天気図をとる。
きょうの天気図は最悪といってよく、北アルプスは大荒れだったに違いない。
そして、低気圧は日本の東海上でさらに発達し、強烈な冬型の気圧配置になるのは確実だ。
おそらく、北アルプスの北部にある剱岳では、きょうから1週間は身動きが取れないだろう。
年末・年始の連休明けで、山に入っている人はほとんどいないと思うが、何事もないことを祈る。