屋上のほかに選択肢なし

きょう、勤務先のマンションの屋上から見た夕日。六甲山に沈んでいった

きょうは勤務先のマンションの仕事に手間取り、午後6時を過ぎてようやく帰れる状況になった。

ところが、その矢先、一人の住民さんがやって来て、「この前の日曜日に引っ越したんだけど、何か手続きがいるのかな」と言った。

「手続きがいるに決まってんだろう。この時間にのんきなことを言ってんじゃねえ」と思ったが、言葉を荒げることなどできず、丁寧に説明した。

その一悶着で費やした時間は30分を超えた。

きのう、おとといに続いて夕景を撮りに行こうと思っていたが、残された時間はわずかだった。

 

前置きが長くなったが、その状況で夕景を狙えるのはマンションの屋上しかない。

きょうは夕日のアップを撮ろうと思っていなかったので、機材の準備が十分ではなかったが、ほかの選択肢はなかった。

スタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後7時8分)の10分ほど前だった。夕日が六甲山に近づいていた

姿を隠す寸前の夕日

夕日が見えなくなると、雲が平行な線を描くように伸びているのがはっきりしてきた

山のすぐ上の雲をよく見ると、細い線のような雲もあり、飛行機雲が数多くかかっていることがわかった