きのうは勤務先のマンションで夜に打ち合わせがあり、集会室の前でそのメンバーを待っていた。
すると…。
東の空に怪しげな雲が流れてきて、部分的に赤く染まった。
夕日が差していることは確実で、「この状況ならアレが見られるかも」と思い、スマホを持って屋上へ向かった。
屋上から西を望むと夕日が六甲山に沈むところで、東を望むと生駒山の上空の雲が赤い光に照らされていた。
そのうちに細かい雨が降り出し、アレすなわち虹が姿を現した。
その虹は光の加減か、七色には見えず、赤一色だった。
打ち合わせの時間ぎりぎりで、辛うじて拝めた赤い虹だった。