雲のかすかなほほ笑み

雲間から顔を出し、六甲山に沈んでいく夕日

あすからお盆休みとして4連休となる。

今回は岡山への帰省を見送ったので、仕事でひと頑張りしようと、けさからあすの朝までの24時間勤務をしている。

この勤務のときは、マンションの屋上から夕焼けと朝焼けを狙うのが、私の決まりごとになっている。

 

ということで、きょうも夕方になってから屋上に上がった。

日の入りの方角を調べ、六甲山に夕日が沈むことはわかっていた。

屋上からその方角を見ると、山の稜線に沿うように雲の切れ間が伸びていた。

仕事で手間取り、その切れ間から夕日が顔を出し、六甲山に沈む様子を辛うじて撮ることができた。

その後も、赤く染まった雲の切れ間が印象的な光景を見せてくれた。

このところ雲の機嫌が悪いと嘆いていたが、きょう屋上から見たのは雲のかすかなほほ笑みだった。

スタンバイしたのは日の入りの時刻(きょうは午後6時52分)の10分ほど前だった。すでに夕日が山に沈みかけていて、滑り込みセーフといったタイミングだった

夕日が姿を隠すと、わずかながら光芒が見えた

雲の切れ間が少し暗くなり、手前の高層ビル街がはっきり見えるようになった