待望の晴天だが…

けさのあべのハルカス方面

梅雨がきのうからしばしの休みに入った。

この好機に行こうと思っていた場所は、JR大阪環状線天満駅のほかにもう一つあった。

それは飛田新地天王寺墓地の間の道路沿いだった。

そこからはあべのハルカスを望むことができ、この季節は条件がよければ、日の出の前後に背後の空が赤く染まる。

先月、上町断層の上から夕日を撮ったときにその場所を知り、天気のいい朝を待っていた。

ということで、けさは待望の晴天だったわけだが…。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前4時50分)の30分ほど前だった。雲がまったくなく、期待が少ししぼんだ

雲なしではこのあたりが限界か。「晴れ過ぎても、曇り過ぎてもだめか。難しいもんだ」と思った

日の出の時刻のころ。あべのハルカスの周辺に雲が流れてきた。「遅刻だよ。朝寝坊か」と文句を言いたくなった

雲が部分的に染まり、やがて冒頭の写真のようになった。結局、晴れた空を待ちながら、雲に助けられた格好になった

雲が広く染まることはなかったが、まだらに染まってまずまずの光景を見せてくれることもあった