けさ、出勤の途中で職場に近いJAの畑の脇を通った。
空はこの時期らしく厚い雲に覆われていた。
ふと「畑のヒマワリはどうなっているかな。さぞかし梅雨明けが待ち遠しいことだろう」と思い、ちょっと寄ってみた。
畑にヒマワリはなかった。
何か訳があって、今年は種をまいていないのだろう。
「真夏の風物詩がないとは、ちょっと興覚めだな」と思いながら、畑の隅に目をやると、地面すれすれに咲く小さなヒマワリの花が見えた。
それは地をはうヒマワリで、いつも年の天をつくヒマワリとは趣に大きな違いがあった。
それでも「たくましく生きてるな」と思い、急いで撮影した。