飛田新地に思いをはせながら

きょう、西成まで帰ってから行った「五右衛門」

きょうの仕事が終わり、西成まで戻ったとき、「1000円以内で何か食べて帰ろう」と思った。

当てにしていた「日松亭」は客でいっぱいだった。

中村食堂へとも思ったが、なんとなく気乗りがせず、ふと浮かんだのが飛田新地に近い手打ちうどんの店「五右衛門」だった。

かなり前に一度だけ行ったことがある。

 

飛田新地の脇の商店街を歩いて店に着いた。

料理を注文をして待っていると、主人が出前に行った。

女性に「出前はあそこですか」と聞いたところ、「うちはあそこしか出前をしていないんで」という答えが返ってきた。

あそことは当然、飛田新地だ。

「ここは女の子御用達の店なんだな」などと、飛田新地に思いをはせながら料理を食べた。

店はそれほど広くない。来店客の注文より出前の方が売り上げは大きいんだろう

「玉子丼」(税込み650円)に、200円プラスして温かいうどんを加え、定食にして注文した

玉子丼は丼物で最も安いので注文したが、シンプルでうまく、ボリュームもあった

手打ちうどんの店と銘打っているだけあって、うどんはなかなかだった。丼とうどんで腹は十分満たされた

この店はビールの中瓶が600円、日本酒1合が500円とけっこうな値段で予算内に収まらず、酒は断念した。

たまには休肝日を設けないといけない。