きょうの仕事が終わり、西成まで戻ったとき、「1000円以内で何か食べて帰ろう」と思った。
当てにしていた「日松亭」は客でいっぱいだった。
中村食堂へとも思ったが、なんとなく気乗りがせず、ふと浮かんだのが飛田新地に近い手打ちうどんの店「五右衛門」だった。
かなり前に一度だけ行ったことがある。
飛田新地の脇の商店街を歩いて店に着いた。
料理を注文をして待っていると、主人が出前に行った。
女性に「出前はあそこですか」と聞いたところ、「うちはあそこしか出前をしていないんで」という答えが返ってきた。
あそことは当然、飛田新地だ。
「ここは女の子御用達の店なんだな」などと、飛田新地に思いをはせながら料理を食べた。
この店はビールの中瓶が600円、日本酒1合が500円とけっこうな値段で予算内に収まらず、酒は断念した。
たまには休肝日を設けないといけない。