きのうの夜、ボケの花を撮る前に、路地で猫と向き合った。
めったに通らない路地だったが、よく見ると飲食店が数軒あり、長い間営業を休止している様子だった。
そこを縄張りにしていると思われるキジトラの猫がいて、店の周辺に出没していた。
以前、朝の飛田新地を歩いたとき、このあたりを通ったことを思い出した。
路地の一角にある立ち飲みの店の周りに、数匹の猫がいた。
そのうちの1匹だろう。
餌をもらっていた店に人がいなくなり、厳しい生活を強いられているのかもしれない。
「猫にもコロナ禍が影を落としているな」と、事態の深刻さを改めて感じた。