逃した魚の尻尾

きょう、勤務先のマンションの屋上から見た光景。あべのハルカスにかかる夕日が辛うじて見えた

おととい、あべのハルカスのてっぺんに沈む夕日を勤務先のマンションの屋上から狙った。

しかし、西の空が雲に覆われていて、肝心な場所に夕日が姿を現さなかった。

チャンスは年2回しかなく、「逃した魚は大きいな」と思いながら、屋上から下りた。

 

で、その後も撮れるものは撮ろうと、天気をうかがっていた。

きょうは天気予報が芳しくない中で、午後は時々、日が差した。

「よし、逃した魚の大きさを見てやろうじゃないか」と、屋上に上がった。

すると…。

 

西の空はきょうも雲が多かったものの、切れ間がいい位置にあり、あべのハルカスにかかりながら沈む夕日を辛うじて見ることができた。

「逃した魚の尻尾をつかんだな」と思いながら撮影を続けた。

スタンバイしたのは、日の入りの時刻(きょうは午後5時13分)の15分ほど前だった。あべのハルカスの上にある雲の切れ間から夕日が顔を出していた

雲の切れ間を渡り歩くようにして、夕日があべのハルカスに近づいてきた

夕日が雲に隠れる形で沈んでいった

夕日が姿を隠すと、あべのハルカスの上空に漂う雲が鮮やかに染まった