きょう、仕事が終わり、地下鉄の長田駅に着いたのは午後5時半ごろだった。
私がホームに下りたとき、下りの電車が発車し、電車の運行に変わったところは見られなかった。
しかし…。
上りの電車がなかなか来ない。
普段は5分ほどの間隔で運行されているのに。
15分ほど待つと、ホームは人でいっぱいになり、「これは何かあったな。電車が今すぐ来たとしてもすし詰め状態になる。いったん駅から出たほうがよさそうだな」と思って歩き始めた。
すると「点検のため、中央線は全線で運転を見合わせています」というアナウンスが流れた。
ということで駅を離れたものの、当て込んでいた夕焼けは望み薄で、何も撮らずにめしを食うわけにもいかなかった。
ちょっと考えて、駅からそう遠くない公園へ行き、シジミチョウを追いかけることにした。
前置きばかりが長くなったが、そんないきさつでの撮影だった。
結局、午後7時少し前に長田駅に戻り、駅員に「何時ごろ運転を再開したんですか」と聞いたところ、6時半ごろという答えだった。
で、家に帰ってネットで調べたら、点検していたのは長田駅の構内の線路だった。
駅にいたときは、そんな雰囲気をまったく感じなかったが。
駅構内の点検で1時間も電車が止まるのは珍しい。
いったい何があったんだろう。