数日前、写真を整理していて、「そういえば、このところシジミチョウを撮っていないな。寒くなってきて、もうじき姿が見られなくなる。その前に一度撮りに行こう」と思った。
そこで、きのうの昼休みに勤務先のマンションに近い公園へ行った。
その公園には草の生えた広場があり、以前、そこでシジミチョウを見かけたことがある。
行ってみると、シジミチョウが数羽舞っていた。
しかし、2羽が絡み合うように飛んだり、草や枯れ葉に止まって羽を広げたりしてせわしなく動き、なかなか撮らせてくれなかった。
シジミチョウは卵または幼虫で越冬するらしい。
この時期はシジミチョウにとって生涯最後の恋の季節なんだろう。
恋に忙しく、人の撮影に付き合っていられないのも無理からぬことだ。