希望への階段

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青空がほんの少し望めるアパートの階段

けさ、早起きして家の周辺をひと回りした。

人がすれ違えないほど狭い路地を歩いていたとき、アパートの階段が目に入った。

見上げると階段の上の狭い空間から青空が望めた。

けさは雲が多い天気だったが、階段には日が差し、わずかな空は抜けるように青かった。

この階段を上っていけば、空のように広い世界が広がっている、そんな気がした。

「これは希望への階段だな」と思った。

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階段の脇にある看板。「六軒目には何があるんだろう」と思った。正体は鍼灸の看板だったが