ぶらっと中央線沿線その8 駅地下でこだわりの中華そば

きのうをもって、大阪府に出されていた新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が解除された。

ということで、多少は伸び伸びできるかなと、仕事帰りに地下鉄の堺筋本町駅で電車を降りて、久しぶりに駅地下の飲食店街へ行った。

週の初めだということもあり、酒を控えめにと思いながら歩いていたら、立派な構えの中華そばの店に行き着いた。

こだわりの中華そばであることは明らかで、けっこう敷居が高そうに見えたが、「中華そばくらいでびくびくすることもなかろう」と店に入った。

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店の名は「本町製麺所」。ちょっとした小料理屋といった雰囲気だ。讃岐うどんの本場・香川県には、「製麺所」と名が付くうどんの名店が数多くあるが、この店もうどんの店が本店らしい

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店内も清潔で、こてこてのラーメン店という雰囲気はない。テーブル席もある

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酒は「恵比寿生ビール」(税込み480円)にした。というより、メニューにあった酒はこれだけだった

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中華そばはどれにしたものかと迷った。「汁なし まかない」(税込み650円)という聞いたことのない名前の中華そばがあったのでそれにした。かつお節の粉と生卵(黄身だけ)の上にネギとスダチが載っている。「まかない」というだけあって、手軽な料理だ

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「よく混ぜて食べてください」と言われたので、そうしたらこうなった。出来損ないの焼きそばといった見栄えの悪さだ。しかし、これがなかなかうまい。中華麺の新しい食べ方を発見したような気がする