きのう仕事が終わってから、東大阪市役所の北にある公園に寄った。
園内にある桜の木に登っている猫が遠くからでもよく見えた。
「おっ、又三郎はやっぱり木の上にいるんだな」と思い、静かに近づいた。
その猫は数日前に同じ木に登り、忽然といなくなって、私に「まるで風の又三郎のようだな」と思わせた。
きのうの又三郎はずっと私の近くにいて、小説の主人公ではないことがわかった。
きのう仕事が終わってから、東大阪市役所の北にある公園に寄った。
園内にある桜の木に登っている猫が遠くからでもよく見えた。
「おっ、又三郎はやっぱり木の上にいるんだな」と思い、静かに近づいた。
その猫は数日前に同じ木に登り、忽然といなくなって、私に「まるで風の又三郎のようだな」と思わせた。
きのうの又三郎はずっと私の近くにいて、小説の主人公ではないことがわかった。