けさ早く目が覚めて外を見たら、西の空に月がぽっかりと浮かんでいた。
「木曜日が十三夜だったんだから、土曜日の夜から日曜日の朝にかけての月は満月に違いない」と思い、何かに絡めて撮ろうと外に出た。
しかし、撮れたのは丸い月のアップだけで、月の引き立て役は見つからなかった。
結局、部屋に帰ってベランダから撮影した。
満月を見ながら、「十五夜と満月は必ずしも一致しない」と聞いたことを思い出した。
そこで十五夜と満月の関係を調べてみた。
十五夜は陰暦の15日で、月齢14.0を含む日と決められている。
一方、満月は「望」と呼ばれ、月の満ち欠けの周期の半分で月齢は29.5÷2≒14.8となる。
ということで、満月が十五夜のあとになることが多い。
事実、今年の「中秋の名月」は10月1日だったが、満月は翌10月2日の午前6時5分だった。
そして、きのうからきょうにかけての満月はきのう10月31日の午後11時49分だった。
この月は「46年ぶりのハロウィーンの満月」として話題になったらしい。
何気なく使っている十五夜や満月という言葉も調べてみると奥が深い。