赤い満月のはずだけど…

けさ、西の空に浮かんでいた月

きのうの夜、スーパー玉出へ買い物に行った帰りに空を見上げたら、丸い月が浮かんでいた。

家に帰って調べたところ、満月だった。

月の出が南に寄っていて、あべのハルカスと絡めるのが難しく、改めて出かけるのも面倒だなと思った。

そのとき、ふと「月の入りも南寄りになるなら、ベランダから見えるかもしれないな」と思い、翌朝の天気予報を見たら曇りのマークが並んでいた。

月の入りは午前5時10分と早く、「タイミングよく目が覚めて月が見えたら撮るか」と軽く考えて寝た。

 

で、けさはタイミングよく目が覚めた。

ベランダに出ると、わずかに見える空に月がぽっかりと浮かんでいた。

月は西(正確にいうと南西)の空に沈みつつあり、赤く見えていた。

ただ…。

 

6月4日の夜に昇る月が満月であることは確かなのだが、右下がわずかに陰っているように見えた。

「赤い満月のはずだけどな」と思いながら撮影した。

スタンバイしたのは月の入りの1時間ほど前だった。このころは月の赤さがそれほどでもない。右下がわずかに陰っているように見える。調べてみると、月が真に丸くなる「望」は6月4日の午後0時42分で、それから半日余りが経過していた。わずかな陰りが出るのも当然だ

低空に漂っていた黒い雲が月にかかった

日の出の時刻(きょうは午前4時45分)の10分ほど前。空が明るくなってきた。空の主役が月から太陽に代わろうとしていた