2020-10-05 ぶらっと天神橋筋その45 赤ちょうちんに誘われて 先週、北新地のちょうちんを撮り歩いたら、赤ちょうちんのぶら下がった居酒屋で一杯やりたくなった。 ということで、月曜恒例の「ぶらっと天神橋筋」も、天三(天神橋三丁目商店街)から少し脇にそれた居酒屋へ行くことにした。 酒に節操のない私が居酒屋に一人で行きだすと、際限がなくなると思い、天神橋筋では避けてきたが、たまにはいいだろうと自分に言い訳をした。 行ったのは「大広(おおひろ)」という居酒屋だった。この赤ちょうちんに誘われた 店は外から見ると全体的に暗い。店の中から光が漏れてくるという感じだ。寒くなると漏れた光が温かく感じられるんだろうな 店内にはすでにお客さんが入っていて、カウンターの中しか撮れなかった。「じゅんこさん」と呼ばれているおかみさんが一人でやっている。L字型のカウンターに10人も座れば満席になってしまう 酒は芋焼酎の「白霧島」の水割りにした。手に取って見られるメニューはこの店にはなく、壁に小さく張ってあるだけだ。おかみさんに「いくらかわからないんで」と言うと、「居酒屋だから心配いらないわ」と返された。多少の不安を抱えながら、飲み食いすることに… お通しの「ちぎり揚げと青菜の炊き合わせ」。これがなかなかの味だった ちゃんと頼んだ料理はこれだけ。お任せで、おでんを3種盛ってもらた。右上は「さくら焼き」という関西のおでんだねだそうだ。そのほかは大根と牛すじという定番の取り合わせだ 結局、焼酎2杯とおでんで1680円だった。 家庭的ないい店だと思うが、それだけに常連さんが多く、一人飲みは少々つらかった。