金曜の仕事帰りは、西成の中村食堂へ行きたくなる。
きょうは、中国の屋台でよくやっていた「焼きそばとビール」を真っ先に注文した。
中華麺は概して酒との相性がよくない。
たとえばラーメンとビールを一緒に注文したとすると、その人の酒と食い物に対するセンスを疑ってしまう。
しかし、焼きそばとビールは不思議に相性がいい(と思う)。
私が初めて中国で仕事をした江蘇省の鎮江市では、夜の市場でよくこの2つを注文した。
たぶん、当時のレートで日本にして100円程度だったと思う。
中村食堂ではその7倍を超えたが、15年前の思いがよみがえる味だった。