きのう東京から帰るに当たって、どのルートにしようかと考え、今年ほんの少しだけこだわったJR関西本線経由にした。
関西本線のうち奈良県の加茂駅から三重県の亀山駅の間は、「本線」とは名ばかりで、ローカル線そのものだ。
線路は単線で列車の運行は上下線ともほぼ1時間に1本と少ない。
しかし、走る列車と沿線の風景は味わい深い。
きのうは東の亀山駅と山あいの島ヶ原駅で降りて、周辺を歩いてみた。
続いて、ディーゼルの列車に50分ほど揺られて、島ヶ原駅に着いた。
この駅が設置されたのは1897年(明治30年)で、当時は私鉄の関西鉄道だった。
その後、国に買収されて国鉄になり、民営化されてJRになった。
この駅の建物は関西鉄道時代のもので、昔の面影を残しているという。