きのうの午後、りんくう公園へ夕日を撮りに行く際、南海電鉄のりんくうタウン駅で電車を降りた。
この駅を利用するのは2回目で、前回は上海に住んでいたころ、台風の影響で電車が運休となり、バスでの振替輸送となったためやむを得ず降りた。
この駅のすぐそばにあるアウトレットは上海でも有名で、少し前に来日した中国人女性の友人も「今回の目的の1つは、りんくうタウンのアウトレットでの『爆買い』よ」と言いながら、大きなスーツケースを見せてくれた。
上海でも知られた駅だけに、期待して駅ビルの中を歩いた。
現代的できれいな駅で、改札のすぐ前にあるドラッグストアの周辺を歩きながら中国語で客寄せをしている店員を見て、改めて中国人観光客のパワーに驚いた。
と、ここまではよかったのだが、出口に向かっているとき異様なものを目撃した。
駅ビルのステージにある階段状の席で4人の男性が寝ていたのだ。
見た途端に、米米CLUBの歌のように「なんですかこれは!」と心の中で叫んだ。
よく見ると、4人が4人とも同じようなファッションに身を包み、イケメンで、スタイルもよく、モデル系だと思われた。
同じメーカーの紙袋を持っているだけで、ほかの荷物はまったくない。
日本人のようには見えないが、中国あるいは韓国から買い付けに来るにしても、こんなイケメンが来る理由はなく、荷物も少なすぎる。
私が想像するに、ステージで午前と午後にショーがあり、その間に休憩をしていたのではないだろうか。
それにしても、このさまを見せてはショーの価値も下がるというものだろう。
なんだかよくわからないが、面白いものを見せてもらったことは確かだ。