「令和」初日は雨にしごかれる

新しい元号「令和」の時代が始まった。
記念すべき令和初日のきょうは雨にしごかれた。
 
きのうの午後、社長から電話があり、「あした葉菜の森へ出荷と引き取りに行ってくれんか」と言われた。
なんでも、昔、ヒマラヤの山で亡くなった後輩の50回忌として墓参りをするという。
そういう事情であれば断ることなどできるはずもなく、けさ葉菜の森まで雨の中を原付で往復した。
 
葉菜の森は時々野菜の引き取りに行く「愛彩ランド」と同様の施設で、農家の人が自分の畑で取れた野菜を持ち寄り、自ら値段を付けて売り場に並べる。
私にとってつらいのは、葉菜の森が原付で片道30分と遠いことだ。
けさの雨は小降りだったとはいえ、原付で走るとむき出しの顔に雨が直接当たり、目にも入る。
「令和の時代も楽はさせてくれないな」と思いながら、原付を走らせた。
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けさ出荷したのは「人参まびき菜」。生で食べても甘い「彩誉(あやほまれ)」の子どもだ。これが60袋あった
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大変だったのが、値段と「農薬無散布」のシール貼りだ。普段はどうってことのない作業だが、雨に濡れたシールははがしにくく、手間がかかる
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店頭のコーナーに並べる。スペースに限りがあるため約20袋しか置けず、残りはバックヤードに預けた
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葉菜の森の店内。営業開始前なので人は少ない。愛彩ランドより規模は小さいが、それだけに関係者の気配りが行き届いていると好評だ
 
で、普段の週だと水曜日の夕方に野菜を引き取りに行かなければならないが、今週はゴールデンウイークとあって、あすも営業するため引き取りは不要となった。
ちょっとほっとした。
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葉菜の森の駐車場から山の方を見ると、ほんのわずかな紫が見えた。「藤では?」と思って行ってみた。藤は人が手を加えなくても立派に花を咲かせていた
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こういう状況なら緑の中に咲く紫の藤の花も悪くない