巧みな避暑

おとといの昼前、松乃木大明神に近い路地にいた猫

おととい、24時間勤務が終わり、なか卯で軽く一杯やってから西成に戻った。

なんのかんので昼が近くなっていて、うんざりするような暑さだった。

とりあえず松乃木大明神へ行った。

厳しい暑さの中で猫がどうしているか気になった。

 

境内に入って見回しても、猫の姿はなかった。

「どこにいるんだ。境内はけっこう涼しいはずだけど」と思いながら路地に戻ると、植え込みの草の葉に隠れるような場所に白黒の猫がいた。

そこは地面の上でひんやりとしていて、過ごしやすいんだろう。

すやすやと眠る猫を見て、巧みな避暑だなと思った。

近づいたら目を開けたが、警戒する様子はなく、すぐに眠りに落ちた