長い間お疲れさま

勤務先のマンションに咲くサマーミストの花

勤務先の玄関のプランターに植えた「サマーミスト」が急にしおれてきた。

この草は夏の花として配られたインパチェンスの代打として、7月中旬に植えた。

和訳すると「夏霧」となるすてきな名前のこの草は、その名に反して夏の間はほとんど咲かず、9月に入って暑さが一段落してから、次々に花をつけ始めた。

そして、秋が終わり冬が本番を迎えても、花は健在だった。

それがこの1週間ほどで、草がかさかさになり、プランターにへばつくような姿になった。

あさって、冬の花としてハボタンがやって来る。

夏、秋、冬と3つのシーズンを生き抜いたサマーミストには、「長い間お疲れさま」と声を掛けてプランターを明け渡してもらわないといけない。

サマーミストは大きなプランターからこぼれるような格好になった