きのうの夜、天気予報を見たら、きょうの昼ごろまでは好天に恵まれるものの、その後は雨の予想となっていた。
その先の1週間も雨のマークが並んでいた。
「大阪城公園でひと踏ん張りして疲れているが、せっかくの休みだから、早出するか」と思いながら寝た。
けさ早く起きて外を見ると、雲がまったくない快晴だった。
朝焼けを撮るにはあまりいい条件ではない。
とにかく行けという自分と休んだほうがいいよという自分がせめぎ合ったが、とにかく行けという自分が勝り、いつもの高速道路の高架下に向かった。
現場で空を見上げても、雲はまったくなかった。
それでも鮮やかな朝焼けを見ることができた。
空の下から染まっていき、上から色あせるという朝焼けが二度繰り返された。
朝焼けは寄せては返す波のようだった。