きのうの仕事帰りに大阪城公園へ行き、大阪城の天守閣を見上げた。
夕日を撮ろうと思っていたのだが、勤務先のマンションを出たのが遅く、着いたのは夕日が姿を隠したあとだった。
そうなると、狙いは天守閣と夕焼けの絡みの一点になる。
しかし、西の空に染まりそうな雲はなく、鮮やかな夕焼けは期待できそうになかった。
暑さも厳しく、「西成まで帰って一杯やるか」と思ったが、「ここで大した成果が挙がらず、雲がなくてはと嘆くのも一興だな」と、染まらない空を眺めることにした。
すると…。
日が沈んでから、天守閣の背後に光芒が現れた。
大阪城が光を四方に放っているように見えた。
大阪城は言わずと知れた豊臣秀吉の築城で、戦国の覇者である豊臣家の象徴だといっていい。
光芒を背景にした大阪城を見て、「よみがえる豊臣の威光だな」と思った。
きのうは光芒以外にも、「こんなこともあるんだな」と思うようなものを目にした。