きのうの夜、大和川で思いがけない花火見物をしたが、その前にも思いがけないことが起きた。
それをもたらしたのは、突然の夕立だった。
きのうの夕方、大和川へ行こうとして、私が住むマンションの入り口を出たら、雨が降っていた。
少し前に見た天気予報には、ずらっと晴れのマークが並んでいたのに。
「え~、そりゃないよ」と思いながら、西の空を見たら晴れていて日が差していた。
「これは虹がかかる条件がそろっているんじゃないか」と思い、とりあえず部屋に戻って傘を用意し、あべのハルカスを見上げるいつもの高速道路の高架下へ急いだ。
高架下に着いたときには、雨はほぼ上がっていた。
あべのハルカスを見ると、すぐそばに虹がかかっていた。
雨が大粒だったので、虹はそれほど鮮明ではなかったが、「こんな光景が見られるとは」と、三脚を立てる間を惜しんでカメラを向けた。
思いがけない虹との遭遇だった。