きのうの朝、ラジオで天気予報を聞いていたら、「あす、月と木星が接近します」と言っていた。
「それは撮らなくては」と思い、月の出を調べところ、きょうの午前0時24分だった。
朝早く起きて撮ろうと思えば撮れるが、月と木星を撮るだけじゃつまらない。
何かと絡めるとするなら、あべのハルカスしか思い浮かばなかった。
そうなると、月の出の1時間後あたりからが勝負となる。
「冗談じゃない。大和川まで行って疲れた体にむち打てるかよ」と思い、「月と木星の接近なんて、ありふれた天体ショーじゃないか」と、だんまりを決め込むつもりで寝たのだが…。
「草木も眠る丑三つ時」あたりに目が覚めた。
「行くしかないか」と、準備をして部屋を出た。
いつもの高速道路の高架下から見上げたら、月と木星はあべのハルカスの背後にあった。
しばらく待つと、雲の切れ間から2つの星が顔を出した。