後先を考えず大和川へ

きょうの夕方、大和川に架かる南海高野線の鉄橋を渡る電車。本来は南海本線を走る特急「ラピート」だ

きょうは仕事が終わってから、大和川へ行った。

夏至が過ぎたとはいっても、今は日の入りが一年で最も遅い時期だ。

きょうは朝から快晴で、「仕事で疲れているとか、暑さが厳しいとか、四の五の言ってんじゃねえ」と自分に言い聞かせ、後先を考えず大和川へ向かった。

 

行ってみると、西の空に雲が広がっていて、「おいおい、そりゃないんじゃないの」と思ったが、鉄橋の周辺の低い空は雲が薄かった。

久しぶりの大和川で、周りに人はおらず、気持ちをリフレッシュすることができた。

空も期待を裏切らない程度には染まってくれ、ひと頑張りしたかいはあったといえるだろう。

スタンバイしたのは日の入りの時刻(きょうは午後7時14分)の35分ほど前。夕日はまだ高い位置にあった

夕日が鉄橋に向かって落ちていき、電車に背負われる形になった

夕日が姿を隠し、空も川面も同じように染まった

空に2本の赤い雲の帯が伸びた

空の色が淡くなり、電車の明かりが目立つようになって、「きょうは楽しませてくれてありがとう」と大和川に感謝して引き揚げた