雲はありがたきかな

けさ、勤務先のマンションの屋上から見た東の空

きのうの朝からの24時間勤務が終了した。

この勤務の楽しみの一つが、マンションの屋上から望む朝焼けだ。

日の出の時刻が早くなって、それを狙おうとするとゆっくり寝ていられなくなるが、めったにないチャンスに目が自然に覚め、ほんの少し仕事をしてから屋上に向かった。

 

きょうの天気予報はまずまずながら、屋上から見る空は雲が広がったり、切れたりで、雲に翻弄され続けた。

しかし、それが変化に富んだ空の表情をもたらしてくれ、撮影後は「雲はありがたきかな」と思いながら屋上から下りた。

スタンバイしたのは日の出の時刻(きょうは午前4時52分)の25分ほど前だった。生駒山の上にかかっていた雲が北に流れていき、青空が望める状況になってきた

しばらくすると、見る見るうちに雲が広がった。「そりゃないんじゃないの」と嘆きたくなるような雲で、仕事のことも気になり、「今回はこれで終わりにしようか」と思ったが…

生駒山のすぐ上に、赤く染まった雲の切れ間が横たわった。これを頼りに粘っていると…

日の出の時刻から30分ほどたったころ、雲の切れ間から朝日がちらっと顔を出した

その後、雲が徐々に消えていった。生駒山の一角から昇る朝日が見られなかったのは残念だが、早起きしたかいはあったといえるだろう