電車のシルエットが撮りたくて

安治川に架かる大阪環状線の鉄橋を渡る電車。走っているのは関空特急「はるか」だ

今年のゴールデンウイークは当初の予想よりかなり天気がよかった。

期間中、そこそこの天気の下で、近鉄の特急「青のシンフォニー」や阪堺電車の「モ161形」を撮影した。

しかし、晴天ならどこかでと思っていた電車のシルエットを撮ることはできなかった。

 

で、きょうは久しぶりに抜けるような青空に恵まれ、「この日を待っていたよ」とシルエットが狙える場所を探した。

仕事終わりで行けるという条件で調べたところ、大阪の中心市街地を流れる安治川に架かる大阪環状線の鉄橋がいい感じだった。

しかし…。

 

市街地にある鉄橋だけに、狙えるポイントが限られている上、日差しが強くなって電車の窓に下りたブラインドが撮影を難しくした。

思ったようにはいかなかったが、その苦労もシルエットを撮るときの楽しみだと思い、なんとなくすっきりした気分になった。

夕日が見えているときは、ブラインドが下がり、電車は明るい部分がほとんどない黒い物体になった

特急列車はブラインドが下がっていないことが多い。これは特急の「くろしお」だ

空の暗さが増し、レンズを変え、場所を変え、撮り方も変えた。電車の明かりが目立っていた