きのうの朝、勤務先に近いマンションの広場を通ったら、プラスチックの黒いかごが置かれているのが目に入った。
「不心得者が放置したごみか」と思いながら近づいてよく見ると、かごの中には子ども用のボールやバット、ラケットなどの遊び道具が入っていた。
その横には「カゴのなかのモノは自由に使っていいよ」と書かれた紙がぶら下がっていた。
このマンションに住む子どもたちは、少し前に2学期の終業式を終え、冬休みに入っている。
誰がかごを置いたのかはわからないが、子どもの健やかな成長を願う気持ちが感じられた。
かごを見て、「心温まる冬休みだな」と思った。