きのうの午後、京都の友人から「呼び出し」がかかり、高槻で一杯やることになった。
高槻へ行くときの楽しみの一つが、阪急電鉄の淡路駅での電車の撮影だ。
千里線の線路が駅の手前でいい感じのカーブを描いている。
しかし…。
この時期に仕事が終わってから行くと、淡路駅に着くころには真っ暗になっている。
その中で動く電車を撮るのはかなり厄介な作業だ。
暗くても動かないものなら、三脚を立ててスローシャッターで撮ればいいだけのことだ。
しかし、動いている電車だと、シャッタースピードを速く設定しないと画像が流れる。
結局、感度を上げるしか方法がなく、私が使っているひと昔前のカメラだとノイズが目立ってしまう。
高感度でもノイズが少ない新しいカメラが真価を発揮するシーンだ。
私は年季の入った「カメラオタク」だが、デジタルカメラの時代になって、「カメラは何でもいいな」と思うようになった。
スマホでも「へ～」と思うような写真が撮れる。
それでもきのうは「新しいカメラが欲しい」と切実に思った。
